金魚屋新人賞の目的は、新たな文学のヴィジョンを持ち、作品によって文学の世界を変えてゆける優れた作家を一人でも多く世に送り出すことにあります。したがって賞によって作家と作品を権威付けし、賞金授与と作品のメディア掲載で一区切りをつける新人賞ではありません。
金魚屋新人賞には、辻原登奨励小説賞・文学金魚奨励賞の二つを設け、各受賞者には文学金魚に作品を掲載していただき(場合によっては継続的に数作)、それぞれの資質に合ったプロデュースとマーケティング方法を検討した上で、金魚屋プレス日本版からの紙および電子媒体での効果的な出版を目指します。
文学金魚は文学を詩や小説といったジャンル別ではなく、総合的に捉える新たな文学拠点(メディア)です。ネット上の総合文芸誌のパイオニアでもあります。金魚屋新人賞によって文学金魚を初めて知られた皆様は、どうぞ文学金魚掲載コンテンツをお読みください。文学金魚の設立理念や、文学に対する将来的ヴィジョンがご理解いただけると思います。
未完成で荒削りであろうとも、既存の枠組みや常識にとらわれない新たな才能をお持ちの皆様のご応募を心より待ちしています。
■枚数規定
・枚数および作品数には制限は設けない。ただし400字詰め原稿用紙換算で300枚を超える作品は、400字程度の梗概を別に作成すること(作品タイトルとその梗概である旨も明記)。
・俳句、短歌、自由詩、小説(純文学、大衆文学など全カテゴリー)、評論その他(ジャンル分けできない作品も含む)の未発表作品、もしくは文学金魚に発表された作品に限る。
・ネットに公開した作品については、削除されていても既発表とみなす。
■入選
金魚屋プレス日本版からの紙および電子媒体での効果的な出版
■応募資格
・過去の受賞歴等は一切問わない。
■主催
金魚屋プレス
■応募先
・応募作品は、メールの添付ファイルでのみ受け付ける。
・メール本文には作品数、作品名、筆名と本名(同一の場合はその旨を明記)を記し、作者本人の写真画像を添付する(マーケティング計画とプロモーションの見通しに利用のため、添付が望ましい)。
・作品が複数あっても、添付ファイルは1本にまとめること。最初の作品の前に、筆名と本名(同一の場合はその旨を明記)、住所、電話番号、メールアドレス、年齢、略歴(必須)とFacebook および Twitter アカウント(任意)を記す。
・アドレスは kingyoya_sinjinsyo[at]gold-fish-press.com
* [at]を@に変えて送信してください。
・データは Wordまたはテキスト形式であること。Word形式の場合、Windows、Macintosh間でのデータのやりとりの際に、まれに文字化けやデータの破損が生じることがあるので、バージョンを変えた2種類のファイルを送付するのが望ましい(Word 2000と2013など)。
(ファイルを正常に開けない場合は、応募者にお知らせします。)
公式URL
http://gold-fish-press.com/archives/28669
■応募締切
2015年3月31日必着。
■発表
・総合文学ウェブ情報誌文学金魚および文学金魚オフィシャル読者サイトにおいて、2015年10月上旬に行う。
■その他
・個々の応募作品の評価などについての問い合わせには応じられません。
・辻原登奨励小説賞と文学金魚奨励賞への各候補作の振り分けは、金魚屋プレス日本版の判断で行います。
・応募していただいたファイルは金魚屋で厳重に管理し、受賞作以外のファイルデータは、受賞作決定後に責任を持って消去いたします。
・応募に関する個人情報は、賞の発表、連絡以外には利用いたしません。プロデュースとマーケティングに当たっては改めて受賞者の許可を得ます。