京都文学賞

　平安時代、『源氏物語』や『枕草子』など王朝文学が開花した京都。これまで、川端康成の『古都』や三島由紀夫の『金閣寺』に代表される幾多の名作の舞台となっています。
　昨年の「世界文化自由都市宣言」４０周年を契機に、京都における文学の更なる振興とともに、「文化都市・京都」の発信や、京都の歴史と幅広い魅力の再認識、都市格の向上に寄与するため、この度「京都文学賞」を創設しました。
　京都文学賞では「京都」を題材とする小説を「一般部門」「中高生部門」「海外部門」の３部門で全国から公募し、新人作家の発掘、育成を目指します。
　また選考には、京都ゆかりの作家のほか、読者選考委員の方にも参画いただきます。

募集内容

● 京都を題材とする「小説」とし、純文学、エンターテインメント等のジャンルは問いません。
● 日本語で書かれた作品に限ります。
● 未発表の作品に限り、商業出版されたものや他の文学賞を受賞したものは対象外とします。

応募資格

● 「一般部門」「中高生部門」「海外部門」の３部門を設け、プロ・アマを問わず、全国から作品を募集します。
● 「一般部門」については、年齢・国籍を問いません（高校生以下の方、外国籍を有する方でも、「一般部門」に応募することができます）。
● 「海外部門」については、留学生をはじめ外国籍を有する方を対象とします。

応募方法

＜一般部門＞
28,000 字以上160,000 字以内（400 字詰原稿用紙換算で、70 枚以上400 枚以内相当）

＜中高生部門・海外部門＞
8,000 字以上60,000 字以内（400 字詰原稿用紙換算で、20 枚以上150 枚以内相当）

● 応募方法は本サイトの応募フォーム又は郵送のいずれかとします。
● パソコン原稿の場合は、Ａ４判横長のマス目のない用紙に30 字×40 行の縦書きで印字してください（手書き原稿は不可とします。）。
● 郵送の場合は、1枚目に応募用紙、2枚目に作品のあらすじ（800字以内）を付けてください。
※様式は、本サイトからダウンロードできます。
※あらすじの前に、応募区分、題名、筆者名を記入してください。
● 作品本文ページの左下に通し番号（ページ番号）を入れ、郵送の場合は右肩をクリップ又は紐で綴じてください（ホッチキス留めは不可）。

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＜応募用紙に記載する必要事項＞
①題名 ②本名（ふりがな）、筆者名（ふりがな）
③応募区分※「中高生部門」は学年、「海外部門」は国籍を明記してください。
④作品のジャンル
（純文学、ミステリー・ホラー、SF・ファンタジー、歴史・時代、青春・恋愛、その他）
⑤作品の総文字数 ⑥住所 ⑦電話番号 ⑧Eメールアドレス
⑨略歴（学歴、職歴、筆歴など）

（以下、任意項目）
⑩生年月日（西暦で記載）⑪性別 ⑫職業 ⑬京都文学賞を知った方法
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応募用紙、あらすじ・本文記入様式は以下からダウンロードできます。
応募用紙　https://www.koubo.co.jp/kyoto/01kyoto_oubo.docx
※応募フォームの場合は、応募用紙は提出不要です。
あらすじ・本文記入用紙　https://www.koubo.co.jp/kyoto/02kyoto_arasuji.docx
※郵送、応募フォームいずれの場合も、必ず本様式にてあらすじ・本文を提出してください。

＜最終選考委員＞

いしいしんじ（作家）、原田マハ（作家）、校條剛（文芸評論家）、読者選考委員の代表、
主催者の代表

締め切り

2019年9月30日

消印有効
※ 応募フォームでの応募の場合は30 日23：59 まで有効。

賞

＜一般部門＞
最優秀賞１点賞金100 万円、出版化
優秀賞（又は選考委員特別賞）１点賞金50 万円

＜中高生部門＞
最優秀賞１点図書カード10 万円分
優秀賞１点図書カード5 万円分

＜海外部門＞
最優秀賞１点賞金10 万円

発表

＜一次選考＞
2019年11月下旬頃に、選考結果を本サイト上にて発表します。

＜二次選考＞
2020年1月上旬頃に、選考結果及び簡易な選評を本サイト上にて発表します。

＜最終選考＞
2020年2月頃に、受賞者へ直接通知するほか、選考結果及び選評を本サイト等で発表します。

＜表彰式・交流会＞
2020年3月（予定）
京都市内の会場にて、受賞者のほか、選考委員や出版社等を招いて実施します。

注意事項

● 応募は一人一編とします。
● 他の文学賞へ応募し、結果が判明していない作品の投稿は受け付けません（二重投稿の禁止）。
● 応募後の作品の訂正、返却依頼は受け付けません。必要であれば予めコピーしておいてください。
● 作品の選考に関するお問い合わせには応じられません。
● 受賞作品の出版権は、京都文学賞実行委員会事務局及び協力出版社と協議のうえ、決定するものとします。
● 応募により得た個人情報については、本文学賞に関するもの以外には使用しません。